近藤智洋 ニューアルバム完成!!
突然のお知らせ、すみません!!
近藤智洋、「塔」以来8年ぶり、
バンディッツとしては「GO!」以来11年ぶりの
ニューアルバムを完成させました!!
7月末からレコーディングを始め、今朝(12/25)
マスタリング終了!
みんなをびっくりさせようと黙ってましたが
遂に、完成&リリースの報告ができます〜嬉しい!!
バンディッツでの11曲、
そしてピアノ弾き語り1曲の合計12曲。
バンディッツのレコーディングはビートルズのアビーロード方式、
ハゼとヒサヨちゃん以外はみんな顔を合わせることなく、
一人ずつ録音していきました。
ハゼとヒサヨちゃんのリズム隊は二日間、音決めもあったので
初日は20時まで、2日目は21時までかかりましたが、
その後はピロくんのパーカッション、信夫くんのピアノ、
佐田くんのサックス、信夫くんのコーラスは1日ずつで、
タカミのギターは二日間。
どの日も11時スタートで、早くて15時、遅くても17時には終了!
みんながしっかり準備して、アイディアをまとめてくれてたので
これ以上ないくらいのスムーズなレコーディング。
オレのアコギもタカミの2日目が15時くらいに終わったので
その後、急遽、全曲のアコギを18時までに録り終えて。
レコーディングもハゼのスタジオを使わせてもらったり、
カムトゥゲザーを使わせてもらったり、
キーボードと歌&コーラスはうちでやったり。
そうそう、オレの歌入れも1日で10曲歌うという初めての経験。
それも17時には終わったのだけど、あと2曲は
まだ歌詞ができてない曲と、ピアノの弾き語りだったので別日に。
歌はどれも2テイクしか歌ってません。(ピアノの弾き語りも)
1回歌って歌の感じを確認して、もう1回。それでオーケー。
だって、ずっとライヴで歌ってきた曲だから、
それ以上歌う必要がなかったのです。
エンジニアは、ソロの全作品を手がけてくれてる安宅さん。
全幅の信頼を置く彼のサウンドはさらにキレを増してました。
うちでレコーディングする時は、
休憩中に、ビートルズやポールのレコードを聴きながら。
モノラル盤を聴いたり、UK盤と日本盤を聴き比べたり。
そんな中でオレと安宅さんの中で今回のアルバムの方向性、
ビートルズの「ホワイトアルバム」の音像っていいよね〜
ってことで共通意識を持ちながら進めてきました。
ドラムはほぼモノラルに近く、定位は定位マニアのあたくしが
ミックス前に希望を伝え、あとはメールをやり取りしながら。
安宅さんのミックスも毎回最高でオレが言うことは何もなく。
そんな中で完成したこのアルバム、
近藤智洋として悔いのない最高のアルバムを作れた手応え。
まあ、最高なものじゃなければリリースしない訳で、
だから、最高ってのは当たり前のことで、
こういう時に最高って言葉は使わないようにしてるのだけど、、
でも、今回のアルバムに関しては、
これが人生最後のアルバムになっても後悔しないものが作れた、
そのことが、何より嬉しいのです。
いや、この後も弾き語り、そしてピアノアルバムと作りたいので
最後にはしませんけどね〜うふふ。
全12曲、トータル54分。
正直言うと、ずっとアルバムは40分前後を目標に作ってきたので
ちょっと長い、、2曲削ろうかと悩みに悩んだのだけど、
どの曲もかわいい子供のように愛着があり、削れませんでした。
「次に」は、考えられなかったのです。
今、持ってるもの全部出しておきたい。
来年の3月、60才になります。
23でバンド、音楽を諦め就職して、でも、やっぱり諦めきれず
27で会社を辞めて28の時に岡崎と高橋に出会うことができ、
PEALOUTをスタートした。
それから32年、ここまで、こうやって歌ってこれたのは
家族、友だち、バンドメンバーの支え、
そして、近藤智洋の歌を聴きたい、
ライヴを観たいと思ってくれたみんなの力があったからです。
だから、タイトルは「友だちの歌」しかないかなと。
それは家族への歌でもあり、みんなへの歌でもあるのです。
2026年3月発売予定。
リリース日を含め、詳細は年明けてから、また改めて。
とりあえずは、収録曲は以下となります。
近藤智洋 / 友だちの歌
[収録曲]
1. 家族
2. 彼女は魔法使い
3. 風は海から
4. 泡の歌 (OUR SONG)
5. 友だちの歌
6. ある夜の話
7. ラスカル
8. Power of Dreams
9. カレーライス
10. ななみちゃんの唄
11. この夜に
12. ケセラセラ
「サリーは魔法使い」はタイトルを「彼女は魔法使い」に。
「ある夜の話」は一人でのピアノ弾き語りです。
実家から持ってきたアップライトピアノを使って。
「ケセラセラ」はPEALOUTの頃に作った曲、
コロナで自宅療養中にやった自宅ライヴVol.55のおまけで
入れてたデモテープの曲です。
これを今回バンディッツでやってみました。
もちろん、めちゃくちゃ英語にちゃんと歌詞をつけて。
バンディッツはスゴい!
今回、レコーディングで改めて思ったよ。
オレはなんと最高なメンバーと一緒にできてるんだろう。
近藤智洋の世界を理解し、音として表現してくれる。
一人一人のレコーディングを終える度に
安宅さんと、いや〜スゴいね〜って話してました。
なんて、オレは幸せなんだろう。。
そんなバンディッツ、今年はライヴができてなかったけど、
年末、今年最後のライヴをバンディッツでやります。
今週末の日曜日、もちろん三茶カムトゥゲザーにて。
年末で忙しいかと思いますが、是非是非、足を運んで欲しい!
そう願ってやみません。
☆12/28(日) at 三軒茶屋 Come Together
OPEN/START 18:30/19:00
“近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション・ワンマン!”
出演:近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション
※近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーションとして出演します。
[※近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション:
近藤智洋(vocal, A.guitar & Piano),ピロ(Percussion),
佐田智(Sax), 信夫正彦 (Piano&A.guitar), Hisayo(Bass),
山田タカミ(E.Guitar), HAZE(Drums)]
チャージ(ドリンク別)予約 ¥4,500 / 当日 ¥5,000
(問)https://www.cometogether.jp カム・トゥゲザー
※詳細&予約は、こちらから → こちら
最後にアルバムジャケットのことを。
今回のWORDの写真です。
この絵は、学生の頃、寮で一緒に過ごした親友、
そう、2年前に久しぶりに会って二人で呑んだ
「ある夜の話」で歌った親友、その娘さんが描いたものです。
あの日、オレが彼と会ったのは、
彼女が亡くなっていたことを知ったから。
年賀状がなんか変だったから、電話したんだ。
そして、彼に会いたいと、いや、会わなきゃと思った。
彼の話を聞いてあげることしかできなかったけど、
一緒に泣いた。
そして、あの日の夜、
学生の頃のくだらないバカ話をたくさんして、
たくさん笑った。
帰り際に、彼がこう言ったんだ
「こんちん、オレ笑ったの、娘が死んで以来初めてだよ。
この2年、もうこの先、ずっと笑うことないかと思ってた」
そして帰り間際に、彼がiPhoneに残してる
娘さんの絵を見せてくれたのです。彼女は高校の美術部で
将来美術系の学校に進むことを希望してたそうです。
iPhoneの小さい画面でも、その絵を見た時に
その絵はオレの胸をつかんで離さなかった。
とっても優しくて、そして、とても切なく儚い。
それは、誰もが心の中に持ってる風景。
スゴい絵だなあと思った。。
そしてその日から、いつかあの絵をジャケットで使わせて欲しいと
そう思うようになったのです。
アルバムをレコーディングしていく中で、最後に
「ある夜の話」を弾き語りで入れることにしました。
その時に、ジャケットはこの絵にしたいと思った。
というか、それ以外考えられなかった。
そのことを彼に話したら、快く快諾してくれました。
(彼の奥さんと子供たちも)
でも、それは友だちの為だから、ではないのです。
もちろん、その気持ちもあるけれど、
自分の作品に関しては、今まで忖度はしたことなく
ある意味、非情なとこもあるとも思う。
じゃあ、なぜ、この絵を選んだのか?
何より、この絵が持つ大きな力に惹きつけられたからです。
この絵を少しでもたくさんの人に知ってもらいたい。
こんなスゴい絵を描いた女の子がいたことを
知って欲しい、覚えていて欲しいと思ったからです。
今回のジャケットも今までと同じく、
紙ジャケットでしっかり表現できたらと思ってます。
なので、是非、手にとってもらえたらと願ってます。

※初めてこの歌をうたった日の記録。
□近藤智洋「ある夜の話」(2025/5/1@下北沢CCO) → こちら
ある夜の話
とりあえず、今夜はこの辺にしとこうか?
終電もそろそろ、ヤバくなりそうだし
今日の店は、ちょっと外したけど
久しぶりに会えて嬉しかったな
心に秘めて笑えなかった日々
そんなことがあったなんて思いもしなかった
ただ、話を聞くしかできなかったけど
それでも話してくれて、ありがとうね
My friend, my brother
また、夜中のハヤカワでラーメンでも食べたいな
My friend, my brother
もう40年だなんて、嘘みたいだな
年賀状が、なんか変だったからさ
妙に気になって電話したんだよ
「よく気づいたな、やっぱこんちんだよな」
そう言って泣いたお前に、
会わなきゃって思ったんだ
オレ達はいつのまにかこんな所へ
でも、話すといつも、あの頃のままだけどな
あの頃には、もう戻れない
戻りたいとも、思っちゃいないけどさ
My friend, my brother
また、夜中のハヤカワでラーメンでも食べたいな
My friend, my brother
もう40年だなんて、嘘みたいだな
どんなに後悔してもしきれないお前に
言葉をかけたくても、かけれないままで
誰もがきっと痛みを抱えてるなんて
そんななぐさめの言葉は何も意味がない
同じ時代を一緒に過ごしたことは
なんといおうと大切な宝物
だから言うよ、お前には言うよ
また会おうな、オレ達はずっと友だちだ
My friend, my brother
また、夜中のハヤカワでラーメンでも食べたいな
My friend, my brother
もう40年だなんて、嘘みたいだな
嘘みたいだな
夢だったら良かったのにな
これは夢じゃない
そう、夢じゃない
では、またアルバムのことは年明けに書きますね。
来れる方、是非、12/28(日)にカムトゥゲザーで。
さあ、今日はクリスマス。
いつかのWORDに書いた言葉を今年も再び。
クリスマス。
クリスチャンの家庭に育ったからか
家でパーティーをやったりってことはなくて
毎年、25日の夜は教会へ。
実家にいる頃はそんな感じだったから
クリスマスといえば、派手なイメージよりも
厳かな夜という感じ。
電灯を消して、それぞれが持つロウソクの灯りに
ほのかに照らし出されるみんなの顔。
そして、ストーブの炎。
僕にとってのクリスマスはそんな風景、思い出かな。
ロウソクの灯りはなんであんなにあったかいんだろうね。
みんなの表情を優しく穏やかに変えていく。
サンタクロース、
信じてた頃ってあったっけな~?
(ちょっと考えてみる)
そうそう、サンタクロースは家に来るもんじゃなくて
教会に来るもんだっては思ってたかな。
暗闇を照らすロウソクの灯りの中
僕が見たサンタクロースは、
ほんとに煙突から降りてきたみたいだった。
優しい灯りの中、ぼんやりとした夢のような。
小学生になって、誰がやってるかわかってても
その瞬間だけは、サンタクロースを本物だと思ってた気がする。
家族の中で僕だけクリスチャンにはならなかったけど
子供の頃にこの場所で経験したこと、感じたことは
きっと僕の心の中、大切なものを育んでくれたんだと思う。
そして、今年もこの歌を。
みんなの心にラスカルを。
☆近藤智洋「ラスカルのメリークリスマス!」 → こちら
今日もみんなにとって
心穏やかに優しい気持ちで過ごせる1日でありますように。
2025年12月25日自宅にて
近藤智洋
呑みすぎて、こんなにならないようにね〜♡

※近藤智洋60才還暦感謝祭、
初めてのバースデーライヴ、3/18@グレフル/アコースティック、
3/21@CLUB Que/エレクトリックのチケットも
絶賛予約受付中&チケット販売中!
詳しくは↓をどうぞ!
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☆2025年11月15日に更新したWORDです↓
60才、初めてのバースデーイベント!
さあ、来年2026年、あたくしは3/18で60才になります。
もうビックリだよ。。にゃはは。
30になる時は、自分にとっては大きくて
だから30になるまでに、もう一度音楽を悔いなくやりたいと
会社を辞めたのが28が迫ってきた27の時。
40代、50代に突入する時は何の感慨もなくスルッといったけど
60は、ちと重い。。
父が死んだのが61才だったから、そういうのもあるのかな。
もうすぐ追いついちゃうよ。
必然的に残りの人生、残された時間のことを考えるよね。
いつまで元気でいられるか、いつまでこの声が出るのか。
ということで、60才の誕生日、
今まで小っ恥ずかしかったので
頑なに誕生日ライヴはやらなかったのだけど
(誕生日にイベントでライヴやったことはあるけど)
ここは、やっとこうかなあと。
次やるとしても70の時だろうし、もしかしたら
最初で最後のバースデーライヴになるかも。
ただ、誕生日をお祝いして欲しいというのではなく、
(スゴく照れくさいので)
どちらかというと、今まで応援してくれたみんなへの
感謝を伝える場としてのバースデーイベントと思ってます。
なので、タイトルも“還暦感謝祭”としました。
今までありがとう!という気持ちを伝えられたら。
今、観に来てくれる人、ずっと観てくれてる人、
たまに観に来る人、昔観てた人、ずっと観てない人
初めて観る人、すっかり忘れてた人等々
よかったら来てもらえたら嬉しいです!
誕生日当日の3/18は、やっぱりここしかないかな。
弾き語りを始めた時に、カセットのデモテープを持ってって
ライヴをやらせてもらって、そこからマンスリーライヴを
8年やった自分にとっての弾き語りのホーム、グレフル 。
この夜はアコースティックでアコギとピアノの弾き語り。
平日ですが16時開場、17時開演。
開場から開演までは、この30年強の時代の中から
秘蔵のデモテープをBGMで聴いてもらおうかと。
そして、弾き語りは60になるし、がんばって60曲歌いたい。
ただ、ほんとは18時スタートにしてたんだけど、
さっき、グレフルの音止めが22時前ということが発覚!!
ヤバイ、時間がない!!
ってことで急遽、16時開場17時開演にしました!!
ただ、22時までやるにしても5時間で60曲ということは
5分に1曲歌うペース、、、、、やべえ。。。無理か。。
話もするだろうし、無理せず、がんばって60曲に近づければ。
※17時スタートですが、遅れてきても22時前まではやってますので!
聴きたい歌は聴けるはず!(?)
そして、3/21はエレクトリック編。
エレキを使った弾き語りに、my funny hitchhiker、
そして、近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーションという
近藤智洋づくしの夜になりますわよ。
場所もPEALOUTからのホーム、CLUB Queにて。
2026年の近藤智洋をこれでもかと観てもらいたいと思ってます。
マイファニもバンディッツも曲はかぶらないしね。
いつだって、近藤智洋の別の側面を観てもらいたいと思ってる、
それを遺憾なく発揮できる夜にします、うふふ。
グレフルもQueも今の自分の動員力を考えたら
かなり背伸びしてます。。
実際、人が入るのか今から不安しかない、、、うむむ。。
なので、よかったら、早めに予約&チケット購入してもらえたら。
せっかくの誕生日なんだし〜と、
ああ、泣き落としにかかってきましたね、失礼失礼。。にゃはは!
何はともあれ、最高の2daysにします。
近藤智洋を知れて良かった、気づけて良かった、
観れて良かった、私は間違ってなかった、etc.
そんな夜にしますよ、うふふ。
グレフルはTIGETで11/22(土) 10時から予約開始。
CLUB Queは11/22(土) 16時から店頭にて先行発売、
11/24(月・祝) 10時からプレイガイド発売。
(11/23のマイファニワンマンの日も店頭で購入可能)
よろしくお願いします〜!
☆3/18(水) at 三軒茶屋 GrapeFuitMoon
OPEN/START 16:00/17:00
[※東京都世田谷区太子堂2-8-12 佐々木ビルB1]
“Bitter Sweet 60 Blues”
〜 近藤智洋・還暦感謝祭 / アコースティック編 〜
出演:近藤智洋(my funny hitchhiker, ex.PEALOUT)
チャージ(ドリンク別)予約 ¥6,000 / 当日 ¥6,500
※ticket:TIGETにて予約受付、当日支払い。
整理番号付き、その番号順での入場となります。
■入場チケット予約URL : https://tiget.net/events/443827
[予約受付開始 : 11/22(土)10:00〜]
☆別途1ドリンクオーダー
☆お一人様2枚まで
☆整理番号入場
☆全自由席
【ご注意】
※お客様へのお願い
近隣は住宅街となっておりますので集合時間直前にご来店ください。
開場の10分程度前から入場整理を開始いたします。
それ以前の時間に店前に溜まる行為はご遠慮ください。
(問)03-3487-8159 GRAPE FRUIT MOON

☆3/21(土) at 下北沢 CLUB Que
OPEN/START 18:30/19:00
[※東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンビルB2F]
“Bitter Sweet 60 Blues”
〜 近藤智洋・還暦感謝祭 / エレクトリック編 〜
出演:近藤智洋(my funny hitchhiker, ex.PEALOUT),
近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション,
my funny hitchhiker
チケット(1ドリンク別¥600)予約¥6,000/当日¥6,500
※チケット発売日
11/22(土)~ QUE店頭(16:00~21:00)にて販売開始!
11/24(月・祝) 10:00~ Live Pocket、イープラスにて発売!
入場順:1.店頭売り 2.Live Pocket 3.イープラス 4.近藤智洋HP予約&ライヴ手売り
(問)03-5433-2500 オフィス・キュー

※今日(11/15)は父の命日、38年も過ぎたのかあ。。
来年は生誕100年。
ということで近藤家 100-60の大谷越え、
来年のMVPはうちらのもの!(?)
〒he picture postcard from KDTH


